戸塚区地域づくり大学校(地域大)は、地域で活動をするにあたり、どのように活動を展開すればよいかを学ぶ講座です。この講座は、単なる座学ではなく、実際に地域づくりの現場に行き、受講者がその目で見て、聞いて自分なりに感じ取る学びを中心にしています。
講座は全6講で構成されています。そして、この講座の最後に、受講者が各々これから実現したいと考えている「課題解決★夢プラン」を作成します。この夢プランが卒業論文となります。
よこはま地域づくり大学校 を開講
※「認定NPO法人市民セクターよこはま」が横浜市からの補助金により開講
※「住みよい地域を実現するための学び合いの場」として、市内全域から受講生が参加し、自治会町内会などで地域活動を行っている多くの受講生が学ぶ
西区で 西区地域づくり大学校 が誕生
港南区で 学び舎ひまわり が誕生
西区、港南区での取組を受けて、平成26年度から「協働の『地域づくり大学校』事業」として市民局で取りまとめ、区局が連携して地域や中間支援組織(NPO等)との協働事業で実施
戸塚区で 戸塚区地域づくり大学校 を開講
※戸塚区役所、戸塚区社会福祉協議会、NPO法人くみんネットワークとつか、三者協働による運営が特徴
※平成26、27年度は「認定NPO法人市民セクターよこはま」も協働事業者として参画
※以後、毎年戸塚区地域づくり大学校を開講
第1講 開校式 「地域づくりを考える」
講座の開講です。
戸塚区の概要、地域づくりをする上で必要になる基礎知識をここでは学びます。
第2講 「まちづくりの現場訪問」
これが地域大の特徴的なカリキュラムで、貸し切りバスに乗ってまちづくりの現場に行き、まちの中を歩き、実際にそこでどのような活動をしてきたかなど、現場の方のお話を聞きます。
机上の空論ではなく、実際にどのようなことが行われたか、生の声を聴くことができます。
第3講 「現場訪問をみんなで共有」
現場で見てきたことをここで共有します。
共有シートを使い、バスツアーで見てきたこと、聞いてきたことをまとめます。
ここで振り返りをすることで、様々な視点からバスツアーの内容を見直すことができ、次回以後の講義(現場)に活かすことができます。
第4講 「みんなでまち歩き&マップ作り」
この講義では、まち歩きをします。あるまちを歩き、その街にどのようなものがあるのか、どういうところが良いところなのか、どういうところに改善の余地があるのかを実地調査します。そして、その内容をもとにそのまちのマップを作ります。
普段暮らしているまちも、こうしてまち歩きをしてみると意外と知らなかったというようなことが出てきます。
第5講 自分の地域で実現したい「夢プラン」作り
ここでは、これまでの学びを活用し、受講者がそれぞれの地域で実現してきたい活動の内容を「夢プラン」にします。
第6講 卒業式・夢プラン発表会&みんなでトークセッション
講座の最終回は、作成した夢プランの発表会があります。
約半年、実際に学んできた内容を自分活動に置き換え、自分ならどのように具体的に展開するかを考えたものを発表します。
そして、みんなで地域づくりについてトークセッションをします。
「全日本年金者組合 戸塚支部の活動」木村 幸造
戸塚のまちで「仲間と楽しくいきいき人生をめざす」、高齢者の集まりです。
楽しくなきゃ年金者組合じゃないとサークルは、麻雀クラブ、懐かしの映画を見る会、うたう会、歩こう会、手芸の会、俳句の会などなど・・・、18の会があります。
麻雀クラブが一番参加者が多く、麻雀台が9卓おける広い事務所で、1ヶ月5回、認知症予防と指先の運動に良いと大変好評で女性が7割です。
とつか区民活動センターへ、2009年4月、団体登録をし、とつかお結び広場には、第1回より出展しています。28日からの先行展示は、「手芸の会」「絵手紙」「新聞ちぎり絵」のサークル紹介です。とつかお結び広場当日は、「うたう会」が合唱を披露します。
高齢者の住みよいまちづくりをめざして、「まちづくり部会」は、第3期とつかハートプランの勉強を行い、11月25日には区役所福祉保健課の専門スタッフにより説明を受け、懇談を行いました。
「ひきこもり・つながる・かんがえる神奈川ネットワーク」石黒 芳樹
「ひきこもり」が社会問題として取り上げられ、8050問題などがメディアで報じられるようになりました。このような中、ひきこもりの若者が社会とつながりを持てるようなネットワークを作ろうというのが私の夢プランでした。
このネットワークが出来上がり、2019年2月に対話交流会のイベントを行いました。
また、ひきこもり・つながる・かんがえる神奈川ネットワークで、とつかお結び広場に出展しました。